サッカーコーチをある程度経験すると、自分なりのトレーニングメニューというものがデータベースとしてできてきます。
私は練習の際には毎回ノートにメニューを書き込み、それに沿って実際の練習を行うようにしています。
その際にぜひメモして残しておきたいのがオーガナイズしたピッチサイズ。
マーカーとマーカーの間はどれくらいの距離だったのか。
パスが伴う練習であれば、距離は離れれば離れるほど正確性が問われますよね。
学年が下がれば下がるほど、その距離は短くなっていくはずです。
その際に、トレーニングの現場ですぐにマーカーをおいて距離を把握しておくのに役立つのが、自分の「歩幅」です。
低学年から10歩とか、高学年なら13歩とか、短い距離の間にマーカーをおいてドリブル練習をするなら、靴を左右縦に着けて3歩とか4歩とか。
これなら毎回、ほぼ同じ距離感で練習することができます。
行き当たりばったりの距離感でのトレーニングにならないよう、歩幅、靴の全長での距離管理はお勧めです。