目的と手段を誤らない

Soccer Goal 7-24-09 9
Soccer Goal 7-24-09 9 / stevendepolo

 

サッカーは点を取り合って勝敗を決めるスポーツです。

 

ですから、攻撃の最終目的は点を取ること。そして、その点を取るためにはシュートを打たなければなりません。

ということは、攻撃の具体的目的は『シュートを打つ』ということになります。

 

そしてサッカーは『パスゲーム』と言われています。

 

相手のゴールの近くまでボールを運んで『シュート』を打つためには、ドリブルするよりもパスを繋げたほうが早く、目的地である相手のゴール前までボールを運べます。

 

このために、サッカーは『パスゲーム』と言われているわけです。

 

最終的な攻撃の目的が『シュート』なわけですから、試合中はもちろん、練習でも『シュート』を意識し、打てるものならいつでも打つ準備が求められます。

 

と・こ・ろ・が‥。

 

パスゲームだからと、パスを繋ぐ練習ばかりしていると、最終的な目的が『シュート』で、それをするための手段として『パス』があるのに、いつしか『パスを繋ぐ』ということが目的になってしまう。

 

このパターン、意外と陥りやすいです。

 

シュートの意識は高いか?

相手ゴールまで早くたどり着くために、縦方向へのパスを最優先しているか。

 

この点は練習、試合を通じて、コーチは常に意識しておく必要があると思います。

 

そんなの分かってるよ。そう言って笑っているコーチの方、多いかと思います。

でも実際、多いんですよ。パスを繋ぐことが目的になってしまっているチームって。