昨日に続き、ミゲルさんのリフレッシュ講習会に参加して、学んだこと二つ目を紹介したいと思います。
常々、試合や練習中、プレーしていない選手にも集中力を保ってピッチサイドにいてほしいと感じます。
さらに、自分がフリーズしたりプレーさせながら平行してコーチングするだけでなく、その前後の変化を選手と共有したいとも考えていました。
リフレッシュ講習会の中でミゲルさんは、試合中の修正は選手がするのか、監督が行ったのかという質問に対して、このように答えました。
「基本的にはプレーしている選手が試合の中で感じ、状況に対応すべく修正していくのが重要です。
そのようになるように、私は試合中、ベンチに座っている選手の横でずっと、試合の状況、修正点などを選手に言い続けます。
状況を私と選手が情報共有することで、相互理解でき、結果としてピッチの中に入ったとき、対応しやすいのです。
ですから試合中、ピッチに背中を向けて説明している時間が私は非常に多いのです」
これは、またまた目からウロコでした。
選手を自分のそばに置き、刻々と変わる状況を選手と情報共有し、継ぎへの対応策を選手に促す。
早速その後の練習試合から、控え選手は私の横に座らせ、状況を説明するようにしています。
練習時も、プレーしていない選手はできるだけ自分の近くにいるようにしてもらい、プレーが続いているときに説明するようにしています。
ちょっとの違いですが、選手の理解度という点では大きな違いですよね。