「楽しさ」を感じられない練習の時はコレ!

先日の練習試合では今ひとつピリッとせず。
自分たちのやりたいサッカーが、相手のプレッシャーが少し厳しくなっただけで出来なくなってしまう。
その前に、どうもこちら側が望むサッカーを選手がやろうとしている印象があり、楽しさがなく、
どこか精神的に窮屈な感じを受けていた。
当然、今週アタマの練習もなんとなく楽しさがチーム全体に感じられない。
せっかく、皆が大好きなサッカーをやっているというのに。

というわけで、こういうチームの雰囲気の時、私はハンドボールをやらせるようにしている。
手でボールを扱うから、顔も簡単に上がるし、周囲も楽に見られる。
パスも回るし、狭いところへ入れるパス、フリーの選手へのパスと、判断があり、
必然的にパススピードの変化もある。

何よりも、皆楽しそうに動き、ボールを積極的に動かしている。
これこれ、この雰囲気。

10分ほどハンドボールスタイルのゲームをさせ、ホイッスル。
「ほら、こんなイメージでサッカーやろうよ。コーチは、こんなプレーを、皆に足でやってほしいんだよ。
パス出すとき、相手に簡単に渡さないでしょ。パスはしっかりコントロールするよね。パスを受けたとき、
はじいたりして相手選手に簡単に渡しちゃう? そんなのトラップじゃないでしょ。そのイメージだよ。
それが足でいつでもできるように、基礎練習から意識しようよ」

皆の顔に、いつもの楽しさが戻ってきた。

同じ球技なんだから、足でやろうと手でやろうと同じになるはず。
でも、そのイメージを忘れちゃうから、何かサッカーを特別な難しい球技にしてしまう。

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