フィールドの中央でプレーする選手の基本的動きについて

ここで予告した、フィールドの中央でプレーする選手の基本的な動き方について考えてみたいと思います。

まずはこの動画をご覧になってみてください。ご覧いただきたい部分は、最初から4分までの間で行われている練習です。練習のテーマは「ダイレクト」とされていますが、特にダイレクトプレーだけにこだわる必要はないと思います。

フィールドの中央でプレーする選手の基本的動きについて

ここで予告した、フィールドの中央でプレーする選手の基本的な動き方について考えてみたいと思います。

まずはこの動画をご覧になってみてください。

この練習は、鳥かごの延長線上で考えると分かりやすいと思います。

基本的にはマーカー間をオフェンスの練習で行うのであれば20歩、ディフェンスの練習で行うのであれば15歩が小学高学年から中学、高校生レベルであれば適切なオーガナイズになるのではないかと思います。

サイドの選手は縦を担当。短辺の選手はボールを持った方がセンターバック、ボールを持っていない選手がセンターフォワードとすれば理解しやすいと思います。

オーガナイズ

オーガナイズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリッドの中でプレーする選手はセンターハーフかトップ下、というイメージで考えれば良いのではないでしょうか。今回のテーマは「フィールドの中央でプレーする選手の基本的な動き方」ですので、このグリッドの中でプレーする選手がメインとなります。

ディフェンスは三人で、ボールサイドに必ず二人入り、ボールのない四角形に一人残るようになります。ですので一人は必ず、二つのグリッドの中を行ったり来たりすることになります。

中央の選手はディフェンスの寄せが甘いのであればターンして前を向きますし、プレスが厳しくてターンできないようであればサイドの選手に簡単に預けます。

オフェンスの選手がいちばんしていけないプレーは、簡単にボールを失うこと。狭い中でボールを動かしますので、周りを見ていない状況も起こると思います。

でもそういうときは焦らず、しっかりとディフェンスから遠い場所にボールを置き、仲間にパスします。できればセンターフォワードにボールを入れるのが理想ですが、ディフェンスの基本はボールとゴールの間に必ず入りますので、バックパスのコースは空いているはずです。ボールを失わなければ攻撃を続けることができるのですから、ボールを失わないためにバックパスを選択するのは悪いプレーではありません。

このように、ターンできるならターンして前を向く。相手選手の寄せが厳しくてターンできないようであれば簡単にサイドの選手に預け、ボールを動かすことで相手選手のスペースを作る、というのがフィールド中央でプレーする選手の基本的な動き方となります。

この動画では行われていませんが、相手選手を外す動き、フットサルでは『ケブラ』と言われますが、この外す動きを中央、サイドの選手が行うことで、狭いスペースでも相手を崩して前にボールを運ぶことが可能となります。

このディフェンスの選手を外す『ケブラ』の動きは、風間八宏さんのDVD「Vol.2 運ぶ・外す」「Vol.3 受ける」でトレーニングされています。

次は、サイドの選手の基本的な動き方とその練習方法についてご紹介します。

また、動画の中でサポートの「角度・距離・タイミング」についてコーチングされていますが、このテーマについてはここで書きましたので、ご覧になってみてください。

<script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
<!– google 20120619 –>
<ins class=”adsbygoogle”
style=”display:inline-block;width:160px;height:600px”
data-ad-client=”ca-pub-8397221956419124″
data-ad-slot=”3276344331″></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>