自分を愛する。そして人を愛する。その結果、自己肯定感を養う。
これは母性の仕事です。
ですが、『愛』以外にも学ばなければならないことがあります。
その一つが『責任』です。
ここでも書きましたが、責任とは目の前で起きた出来事に対して反応し、行動する『反応力』を言います。
責任を学ぶためには、自分が作った原因からおきた出来事を体験させなければなりません。
いい原因を作ればいい結果が起こる。
良くない原因を作ればよくない結果が自分に起きる。
この経験が、未来に向けて子供を強く育てるのです。
ですが、母性は子供を守る力が強いので、これが強いと反応力を養いにくいのです。
ヘルプは『できない』人のために、その人の代わりにやってあげること。
子供が幼い時期に、保護者がするのは『ヘルプ』です。
対して、人が『できる』存在ととらえ、そばで見守り、よりよくなるために必要な際に手を貸すことが、『サポート』です。
子供は小学生に入るくらいから、親から離れ始め、自分の生活をしていくようになります。
ここでぜひ、親も子離れしてください。
それができれば、お母さんでも母性と父性の両立をさせることができます。
もちろん、お父さんが父性を教えることができますし、大切です。
ですがどうしても仕事などの関係から、子供と触れ合う時間はお母さんの方が作りやすいと思います。
ぜひお子さんをできる存在と認め、いい『サポート』をしてあげてください。
このテーマを書くのに参考にした本。この本はお勧めです。
川上滋人