川崎フロンターレを率いて5年となる風間八宏さんが、今季限りで監督を辞めることが発表されました。まだまだ完成形は先と思っていただけに、その姿が見られないのはとても残念です。
ですがその反面、風間さんが次にどんなことを始め、見ることができるのか楽しみでもあります。
多くのメディアが風間監督の率いた川崎フロンターレの5年間を総括しようとしていますが、どれを見ても苦労している印象を受けます(例えばこちらの記事)。
当サイトで何度か紹介していますが、風間さんのDVDを見て学べば、その基本形は理解できるはずです。ですがそれをせず、「ボールを保持する」といった見方では、その真の姿についてはなかなか説明できないと思います。
風間さんのDVDのVOl.3「受ける」の中で自ら語っていますが、「外す」技術、そしてパスを「受ける」技術があれば、スペースは不要となります。
そしてそれが実現できると、真の意味で攻撃側が主導権を握り、守備側は無力化します。
ボールが出てくるタイミングは攻撃側しか把握できず、かといって近寄ってプレスをかけなければ、攻撃側は自由に攻めてきます。
当然のことですが、この「受ける」「外す」は、風間さんのDVDのメインテーマとなっています。
興味のある方は、というか現代サッカーを学びたい方にとってこれらのDVDは必須です。